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ダッカの大規模火災被災者支援キャンペーン

被災した労働者への支援をお願いします!

ピープル・ツリーの生産者団体が多く活動するバングラデシュ。衣料品が主な輸出産業のこの国の首都、ダッカには欧米企業などの下請けで縫製を担う多くの工場があり、たくさんの労働者が農村から出稼ぎに来ています。

グローバル・ヴィレッジ/ピープル・ツリーではこの10年、ダッカの衣料品産業で働く労働者の過酷な状況についてキャンペーンを実施したり、現地でこの状況改善に取り組むバングラデシュ衣料品産業労働者組合連合(NGWF)への活動支援を行ってきました。

2010年1月8日、このダッカの衣料品産業で働く数千人の労働者が住む地域を大きな火事が襲いました。近隣のビルで起きた火災が、スラム地域に広がり、100軒を超える家が全焼し1,000人もの人びとが焼け出されました。NGWFの代表アミン氏によると、500人以上の労働者が住宅と家財を失うという被害を受けています。

幸いなことに9日時点の報道では死者は報告されていませんが、バングラデシュ、ダッカも冬の夜は冷え込み、焼け出された人たちは寒空の下途方に暮れています。労働者たちは賃金を得るために仕事も休めず、食事もままならないまま夜を過ごしてそのまま仕事に出かけています。

グローバル・ヴィレッジでも何度か報告してきたように、ダッカの衣料品産業の労働者が住むスラムの住環境は過酷で、竹で作られた不安定な小屋はもろく、今回の火事でも労働者が帰宅したときにはすべてが灰になっていたそうです。グローバル・ヴィレッジではNGWFを通じ、今回の火事で被災したスラムの労働者達への支援を決定しました。広く募金を募り、被災者支援のためにNGWFへ送金します。第一次支援のための募金目標を1月末日までに300,000円として募り、現地からの報告を受けながら必要な金額を追加し、2月末日まで義援金を募ります。みなさまからのあたたかいご協力をぜひよろしくお願いいたします。

募金方法

1. ピープル・ツリー商品の注文時に申込む

FAX/はがき/オンラインでのピープル・ツリー商品注文時、「活動への支援寄付」欄に寄付金額をお書きください。商品のお届け時に、寄付金額を合わせた請求書を送らせていただきます。

2月末日までに注文を通じて寄せられた「活動への支援寄付」は、優先的にダッカ火災の被災者のために使わせていただきます。

2. 郵便局で振り込む

郵便振替口座 00120-3-728120
口座名 グローバル・ヴィレッジ
  • 振込用紙の通信欄に「ダッカ支援」と明記して下さい。
  • カタログ巻末の払込用紙もお使いいただけます。

現地の被災者の状況

シャハナさん(30歳)は、7人の家族とともにスラムの小屋に住んでいた。月極めの家賃は2,000タカ(日本円で約2,700円)。彼女は衣料品工場ではたらき、夫と義姉も近くの工場で働いていた。給料日後の月初に今月分のお米を買ったばかりだった。缶に入れた貯金も部屋に置いていたが、すべてを失ってしまった。

政府から、一家族あたり一枚の毛布、現金2,000タカ、20kgの米の配給が決まった。しかし、スフィアさん(30歳)は焼け跡で姿の見えない男性たちの居場所を聞かれ、「私たちにはお米もなく、昨晩は何も食べていません。仕事に行かなかったら、今日も食べるものに困ります。だからみんな、そのまま仕事に行ったのです。それに、住む場所も必要です…」と答えた。

(Bangladesh News 2010年1月9日の記事より抜粋)

*****

このようにもともと不安定なスラムの労働者の生活が、今回の火事により大きな打撃を受け、生活や住居の不安の中仕事を続けています。安い価格を求める先進国の衣料品産業が、実際に製品をつくっている生産者の不安定な生活の一因であること、もう一度考えてみてください。

関連リンク:
現地の報道(英語):
Slum fire victims face winter under open skies - bdnews24.com
City slum fire engulfs 120 shanties - bdnews24.com
サフィアのブログ関連記事:
プライマークにもっとお金を払わなければいけない + そのお金が確実に労働者まで「届く」よう見届けなくてはいけないわけ
サフィアの長女、ナタリーのバングラデシュ訪問時の報告:
フェアに着よう!2009セミナー「バングラデシュの衣料品産業労働者とフェアトレード」報告(2009年7月30日開催)
ピープル・ツリーの親善大使 ジョー・ウッドのバングラデシュ訪問時の映像(英語):
Made in Bangladesh: a tale of two workforces

火事の様子を伝える現地の新聞(NEW AGE 紙2010年1月9日掲載)

火事の様子を伝える現地の新聞(NEW AGE 紙2010年1月9日掲載)

竹などで出来たスラムの小屋は火の手がまわりやすかったという

竹などで出来たスラムの小屋は火の手がまわりやすかったという

スラムの部屋にあった毛布や冬服、食糧、食器や貯金など、すべてが灰になって人びとは途方に暮れた

スラムの部屋にあった毛布や冬服、食糧、食器や貯金など、すべてが灰になって人びとは途方に暮れた

衣料品産業で働く労働者の待遇改善を求めるNGWFのデモ

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