フェアに着よう! Humanity in Fashion キャンペーン スタート
ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジは「フェアに着よう! Humanity in Fashion」キャンペーンを展開します。ファッションが、衣料品産業で働く人の基本的人権を侵害している現実を広く知らせ、さらにフェアトレードの原則を強化し、遵守していくことがこのキャンペーンの目的です。 (参考:代表サフィアのブログ)
ピープル・ツリーは農家の人びと、手織りや縫製、手編みの職人や手工芸職人とフェアトレードを実践し、公正な価格や前払い、長期的な技術支援、コミュニティを支援するパートナーシップなどを通して、その社会の開発を手助けできることを学んできました。
私たちは、衣料品産業で働く人に、人間らしい生活をしていくのに十分な賃金を保障し、安全で搾取のない労働環境が保障されるべきだと信じています。そのためにアパレル企業はフェアトレードをよい先例として、長期的な取り組みに対して利益を投資するべきではないでしょうか。
私たちの服を作っている人たちが、長年勝ち取ろうと闘っているのは、以下のような基本的な労働者の権利の保障です。
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組合の結成の自由と団体交渉の権利
すべての労働者は、労働組合を結成し入会する権利と、団体交渉の権利を認められるべきである。
強制労働の禁止
奴隷労働や囚役を含む、いかなる強制的な労働もあってはならない。
児童労働の禁止
いかなる児童労働もあってはならない。15歳以上または、義務教育を終えた者のみ、雇用が認められる。
差別の禁止
人種、肌の色、性別、宗教、政治的見解、国籍、社会的背景、その他のいかなる特徴にかかわらず、労働の機会と待遇は平等でなければならない。
労働時間の規定
労働時間は、適用法と業界の基準に準じなくてはならない。
安全と衛生の確保
肉体的な虐待や脅迫的な行為、常軌を逸脱するような罰則や懲罰のない、安全で衛生的な労働環境が提供されるべきである。
生活賃金
通常の労働時間に対して支払われる賃金と手当は、最低でも法律および業界の最低基準に適合し、常に労働者とその家族の基本的ニーズを賄うのに充分な額であり、さらに自由に使える収入も給付するべきである。
安定した雇用の保障
労働法および社会保障法、通常の雇用関係から生じる規則などに従って、雇用者への義務が果たされるべきであり、労働契約だけを理由にして、義務を避けるようなことがあってはならない。
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2010年7月19日、イギリスのDaily Mail紙は、最低賃金を現在の約3倍まで引き上げて欲しいという、バングラデシュの衣料品産業で働く労働者の嘆願について、取材記事を掲載しました。 先進国の高級ショッピングエリアに店舗を構えるファッション企業は、「エシカル(倫理的)に商品を生産している」としながら、途上国の衣料品産業で働く労働者たちに、ほんのわずかに高い賃金を支払うことを拒否しているのです。
バングラデシュ衣料品産業労働者組合連合(NGWF)は長い間政府に対して、最低賃金引き上げを要求してきました。政府や企業は、何千人もの人びとの生活に大きな違いをもたらすために、わずかな賃金分の上乗せ価格を喜んで払うという、消費者の声に耳を傾けなくてはなりません。
7月のキャンペーンに賛同署名を寄せてくださったみなさん、ありがとうございました。集まった2082人分の署名をNGWFへ届け、バングラデシュに生産拠点を持つアパレル企業へむけて、消費者であるみなさんが変化を求めていることを知らせることができました。NGWFやピープル・ツリーなどの組織による働きかけにより、バングラデシュ政府は2010年11月に衣料品工場労働者の最低賃金を月1,662タカ(約2,040円)から3,000タカ(約3,680円)に引き上げると発表しました。さらに、NGWFやピープル・ツリーは、月5,000タカ(約6,140円)が必要とされる生活賃金を目指して、今後も活動を続けていきます。
現在は、2000年に世界が合意した「ミレニアム開発目標(MDGs)」達成のためにフェアトレードに賛同するという声を集めるキャンペーンを実施中です。2010年9月20日~22日に、MDGsの達成状況を話し合う「国連MDGsレヴューサミット」がニューヨークで開催され、世界のリーダーが集まります。みなさんも世界のリーダーたちにフェアトレードを推進するよう呼びかけるアクションにぜひご参加ください!こちらの署名サイトにて、賛同の意思表示ができます。
イベント、セミナーのご案内
フェアトレード・ファッションやオーガニック・コットンについてのセミナーにもぜひご参加ください。
- 9月22日(水) 19:00~20:30 セミナー「オーガニック・コットンとフェアトレード」開催
- 会場:東京ウィメンズプラザ 1Fホール
- スピーカー:
サイレシュ・パテル(インド、オーガニック・コットン生産者組合「アグロセル」担当)
サフィア・ミニー(ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジ代表) - *要予約。 申込み詳細はこちらから
- 9月23日(木) 「エシカル・ファッション・セミナー」(仮、時間未定)
- 会場:東京ビッグサイト オーガニック産品展示会「ビオファ(Bio Fach)」内
- *衣料品の生産にオーガニックやフェアトレードの視点を入れる「エシカル・ファッション」セミナーに代表サフィアが参加の予定です。詳細は決定次第、イベント情報ページにアップします。
【ご寄付のお願い】
キャンペーンを展開するグローバル・ヴィレッジやNGWFの活動を応援してください!ご寄付はこちらからお願いします。
前回のキャンペーン(2009年)







