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シンポジウム

フェアに着よう!2009セミナー「バングラデシュの衣料品産業労働者とフェアトレード」報告(2009年7月30日開催)

バングラデシュの首都、ダッカのスラムに住み、衣料品生産工場で働く人たちの生活について、2009年4月に現地を訪問したピープル・ツリー代表サフィア・ミニーの長女、ナタリーが報告しました。また、バングラデシュのピープル・ツリーのフェアトレード生産者パートナー、「スワローズ」やイギリスでの活動についても写真や映像を交えて話しました。

カラムカリ刺繍手刺繍

フェアトレード・マーケット

人びとが暮らす建物はすべて竹の棒の上に建っています。ある建物は錆びかけた鉄ででき、下にはゴミと下水などの混ざったものがありました。どんな匂いか想像してみてください。

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このスラムに住む200人もの人びとが広さ3m×2m、コンロが6つのキッチンを共有で使っています。


フェアトレード・マーケット

衣料品産業で働く女性によると、毎日12時間、残業を強いられたときは夜中1時まで働き、月給は2300タカ、日本円で約3200円ぐらいです。バングラデシュで生活に必要な賃金は月平均約6000タカと言われています。私の母(サフィア)と話しているのはラッキーさんという名前の20歳の女性で、出稼ぎに来ているので村においてきた3歳の子どもに会えるのは年に1度の帰省のときだけだそうです。

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それぞれの部屋はたくさんの人が使っていてかなり狭く、物があふれていました。


フェアトレード・マーケット

竹の棒に支えられた通路はガス管などがむき出しで、子どもが簡単に落ちてしまうような大きな隙間があります。

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スラムとは対照的な、ピープル・ツリーの生産者団体、「タナパラ・スワローズ」がある村はとても平和です。子どもたちはおうちの収穫のお手伝いなどもしますが、きちんと学校へ通っています。


フェアトレード・マーケット

村のこどもたちはシンプルなものを使って遊んでいます。

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スワローズの生産者はほとんどが女性です。300人が手織りや刺繍などの仕事をしています。


フェアトレード・マーケット

スワローズの女性が布を織っているところ。働いている女性たちが口をそろえて、「ここで働けなければ仕事がなかった」「私はとても幸運だ」と話していました。

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母がデザインのアイディアを出した刺繍をしているところ。スワローズで働く女性たちの1ヶ月の賃金は3500タカ、日本円で約4800円になります。残業をすればその手当も出ます。スワローズがある田舎の地域では、首都より生活に必要なお金はずっと少なくなります。女性たちも鶏を飼い、野菜を作ったりしているので月に2000タカ、約2800円程度を貯蓄にまわすことができます。


フェアトレード・マーケット

スワローズが運営する小学校には約の生徒が通い、そのうち半数が生産者の子どもたちです。ほとんどが17歳まで教育を受けられます。もしこの子どもたちの親に仕事がなかったら、子供たちが働かなければならないのでしょう。

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スワローズのインフォーマル・スクール(非公式の寺子屋のような教育施設)。子どもたちが一つ屋根の下に集まり、そこに先生が通ってきます。


フェアトレード・マーケット

(左から)私の母(サフィア)、スワローズのライハンさん、私です。

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「Fair Trade for Teens」キャンペーンからの写真。母の親友の息子、ナイルと私です。


フェアトレード・マーケット

兄の友だちのルカ。ピープル・ツリーのフェアトレード&オーガニックの服に、お父さんの30年前のジャケットを誇りを持って着ています。

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イギリスで人気のファストファッションブランド「プライマーク」新店舗での抗議デモの様子。私も参加しました。買い物を終えてお店から出てきた人も抗議に参加したりして面白かったです。


参考情報
「フェアに着よう! 2009」キャンペーン
サフィアブログ(5/1の記事より) 

シンポジウムのお知らせ

『フェアに着よう!2009セミナー
バングラデシュの衣料品産業労働者とフェアトレード』

日時 2009年7月30日(木)19:00~20:30
場所 東京ウィメンズプラザ 2F 第一会議室
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
最寄駅:東京メトロ 表参道駅 B2出口徒歩7分
案内地図URL:
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/
contents/map.html
スピーカー サフィア・ミニー ピープル・ツリー/グローバル・ヴィレッジ代表
ナタリー・ミニー
内容 衣料品産業が輸出の75%を占めるバングラデシュ。世界的に流行している「ファスト・ファッション」の一大生産地でもあります。首都ダッカには、過酷な環境で働く衣料品産業労働者の住むスラムがあります。

2009年4月、ピープル・ツリー代表のサフィア・ミニーと中学生の長女、ナタリーが訪問。ナタリーが感じた現地の生活について、また同時に訪れたダッカから車で数時間の農村にあるピープル・ツリーのフェアトレード生産者パートナー団体、「タナパラ・スワローズ」について報告します。そして貧困の解決手段としてのフェアトレードについて話を展開。

2009年5月にグローバル・ヴィレッジが実施した「フェアに着よう!」キャンペーンのアンケート結果報告も予定しています。
参加費 一般  1,000円
(グローバル・ヴィレッジ会員500円)
定員 50人(要予約)
※申込方法:メール件名に「7月30日セミナー参加希望」と明記の上、お名前とご所属、ご連絡先を gv[a]globalvillage.or.jp までお送りください。 ([a] を@に変えてご送信ください)
※メールサーバー不調の場合、受信できないことがあります。
3営業日以内に返信がない場合はお電話で03-5731-6671までご連絡ください。
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バングラデシュの労働者たち

サフィア・ミニーの長女、ナタリー